戦略・総合系コンサル内定までの道を全公開

通過率アップするエピソードを作る3つのポイント+業界職種別の改変術

シュシュ

みなさん、どうもこんにちは!

シュシュ

@syusyukatsu00)です!

通過率をアップさせるために、就活で話すエピソードやネタ完成度を高める3つのポイントについての解説記事です。

 

ESや面接でも下記の問いは頻出です。

・志望動機
・自己PR
・学生時代頑張ったこと
・強み
・長所・短所

私はこの問いの答えは、企業が求める人材であるということを示すのが良いと考えています。

そして、企業が求める人材であることを示す根拠としてエピソードが必要です。

 

しかし、私の就活経験上、エピソードの完成度が低いと、作り話だと感じられたり相手にエピソードの状況が伝わらず

結果として選考から落ちてしまうということがありました。

 

 

エピソードの完成度を高めて、ESや面接での選考突破率をアップすることを今回の記事で目指します。

 

 

また、皆さんはちゃんと志望業界や職種にあわせてエピソードを改変させていますか?

 

業界や職種別にひと工夫加えるだけで、選考突破率は変わってきます。

同じエピソードを使いまわしているという人にも今回の記事をぜひ読んでみてください!

 

シュシュ

これからエピソードを作る人や、まだ完成していない人に参考になると思います

シュシュ

そして、業界や職種によってエピソードをどう改変させていくかをお伝えしていきます!

数字を入れる

まず1つめのポイントは数字を入れることです。

 

数字と言われてもピンとこない方のために、例を出します。

数字を入れる

A 私は〇〇の施策を行って、店舗の売り上げを向上させました。

B 私は〇〇の施策を行って、店舗の売り上げを5%アップさせました。

 

A 新歓勧誘では例年より多く勧誘することに成功しました。

B 新歓勧誘では例年より20人多く勧誘することに成功しました。

 

Bのように数字を使用することで、根拠となるエピソードがさらに納得感のあるものとなります。

 

どうして納得感のあるものになるかというと、数字を入れることで読み手が状況をイメージしやすいからです。

 

これは何も、達成した出来事に関して数字を使えば良いというわけではありません。

例えば、施策を行った時期期間に具体的な数字を入れると納得感が出ます。

施策時期や期間の数字を入れる

ドラックストアでバイトを始めて3ヶ月経ち、〇〇の商品が需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。

 

そこで私は△△という施策を1ヶ月間行ったところ店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

困難な出来事を入れる

エピソードに困難な出来事を入れます。

 

困難な話をする理由は2つあります。

1つ目は、そもそもエピソードに困難な出来事があったかどうかを聞いてくる質問がESや面接でも多いからです。

OB訪問の時にきいたのですが、面接官対象のセミナーというのがある(らしく)、それに参加した社会人の方によると、セミナーの講師は必ず「困難な出来事を聞け、困難な課題をどう解決したかで人となりがわかるからだ!」と言うそうです。

という訳で、人事もそれに従ってESや面接で困難な出来事を聞くそうです

 

2つ目は、苦労話をいれることで抑揚のあるストーリーになるからです。

 

ということで苦労話を入れた例です。

苦労話を入れる

ドラッグストアでのバイトを始めて3ヶ月経ち〇〇の需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。

 

そこで月一回のミーティングで△△という施策を提案し、自分が施策を実行することとなりました。

 

私は責任感から施策実行を完璧行いたいと考えてしまい、その結果、施策の進捗もかなり遅れてしまうばかりか、他の業務に支障をきたしてしまいました。

 

上記の課題を克服し、施策を1ヶ月間行ったところ、〇〇の商品の売り上げが20倍になり、店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

人を巻き込んで課題を解決したことを入れる

人を巻き込んで課題を解決することは、Betterではなく、Mustであると!!(私は言いたい)

 

企業が求める人材は多種多様です、

と・は・い・え、ほぼ全ての業界・業種に共通して求められる人材があります。

それが「人を巻き込んで課題を解決することができる人材」です。

 

たとえ孤独に見えるアナリストやトレーダー、エンジニアであっても、彼らはチームで動いています。

利害調整ができる人でないと成り立ちません。

課題があったときに、1人だけでなく、みんなで解決できる人でないといけません。

という訳で、「人を巻き込んで課題を解決することができる人材」であることが求められます。

 

人を巻き込んで困難な出来事を解決したという内容を入れていきます。

 

人を巻き込んで解決した内容を入れる

ドラッグストアでのバイトを始めて3ヶ月経ち〇〇の需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。

 

そこで月一回のミーティングで△△という施策を提案し、自分が施策を実行することとなりました。

 

しかし、私は責任感から施策実行を完璧行いたいと考えてしまい、その結果、施策の進捗もかなり遅れてしまうばかりか、他の業務に支障をきたしてしまいました。

 

そこで私は、他のアルバイトの人を巻き込み、施策のブラッシュアップと通常業務の両立を図りました。

 

1ヶ月間行ったところ、〇〇の商品の売り上げが20倍になり、店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

さて今まで、①数字を入れる困難な出来事を入れる人を巻き込んで解決した内容を入れると3つの内容を含めたエピソードを作りました。

これでエピソードの基礎が完成です!

汎用性のあるエピソードとも言えます。

 

ここから汎用性のあるエピソードを業界・職種別に特化させていきます!

 

業界や職種別エピソード改変術

どうして業界や職種別にエピソードを改変させていくかというと、特化型エピソードにすることでESや面接の選考突破率をさらにアップさせることができるからです。

というのも、選考を突破できる人は、ESの読み手や面接官に(この人と一緒に働きたいな)と思わせるような人

つまり業界や職種や企業が求める人材というわけです。

 

本当は企業別エピソード改変術といきたいですが、企業別であっても、業界・職種別であってもやり方一緒なので、わかりやすく業界・職種別でカスタマイズしていきます。

 

業界や職種別にエピソードを改変するのには、まず業界や職種が求める人材を知る必要があります。

 

業界や職種であれば、ビジネスモデルのリサーチをして、実際に働いている人の話を聞くと求められる人材がわかってくると思います。

 

ビジネスモデルに関しては、もしあれば「図解入門業界研究」のシリーズがオススメです。

(業界の実態や課題、最新動向が図解されてるので、普通にわかりやすい)

 

他にも業界や職種が求める人材を知るリサーチ方法はあるので、詳しくは下記を参考にしてみてください

キラーワードが鍵!?「企業が求める人材」の見つけ方をまとめてみた!

 

業界や職種が求める人材を特定したのちに、その特徴をエピソードに組み入れていきます。

 

今回は3つほど例を出していきます

・コンサルの場合(業界)
・営業の場合(職種)
・資産運用の営業の場合(業界×職種)

コンサルの場合

コンサルに求められる人材の特徴は、大きく分けて5種類くらいあると私は考えています。

 

今回は、そのうちの論理的思考力がある人間チーム内や顧客と合意形成ができる人という2点を使って例をだしたいと思います

 

コンサルの場合

ドラッグストアでのバイトを始めて3ヶ月経ち〇〇の需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。

 

そこで月一回のミーティングで、シンクタンクの資料や新聞記事・雑誌等から〇〇という商品の需要見込みを根拠づけ、他社の事例や購買データから△△という施策を提案しました。

 

店長やアルバイトのスタッフからの合意を得た上で、自分が施策を実行することとなりました。

 

しかし、私は責任感から施策実行を完璧行いたいと考えてしまい、その結果、施策の進捗もかなり遅れてしまうばかりか、他の業務に支障をきたしてしまいました。

 

そこで私は、他のアルバイトの人を巻き込み、施策のブラッシュアップと通常業務の両立を図りました。

 

1ヶ月間行ったところ、〇〇の商品の売り上げが20倍になり、店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

上記の例もまだまだブラッシュアップの余地はありますが、だいたいイメージを掴んでいただけたと思います。

 

なぜ課題があると思ったか

なぜこの施策を実行するのか

なぜ困難な事象が発生したのか

なぜ成果がうまく達成できたのか

自分の思考や行動のWHYの部分で、客観的事実等で根拠づけをしたということを明記することで、論理的思考能力がある人間と示すことができます。

 

また、チーム内でどのように合意形成や、顧客とどのようにコミュニケーションをとり問題解決を図ったか等のことを具体的に明記することで、他者と合意形成ができる人材であることをアピールできます。

 

営業の場合

営業が求める人材は、顧客のことを徹底的に考えられるか

つまり、需要側を考えるということです。

もっと言うと、需要を喚起できる人間が求められます。

 

営業の面接でよくある「このペンを売ってみろ」「この本を売ってみろ」という問題も、10秒くらいの喋りで対象の商品を使用しなければいけない状況に面接官に追い込んで売る!というのが一般的な解法ですよね

これも需要側を考え、需要を喚起するよう誘導できるかという営業スキルを見ているわけです。

 

ということで自然と営業職のエピソードは、

課題があります〜。その課題の原因はなんと供給側のエゴ!!!

需要側のことを考えた施策を行なったら解決したぞ!

というような流れになるでしょう。

 

例を出していきます。

営業の場合

ドラッグストアでのバイトを始めて3ヶ月経ち〇〇の需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。

 

私はなぜ売れていないかについて原因究明を行い、原因にポップや広告の出し方が商品の長所ばかりを並べ、需要者側目線で訴求していないことに気づきました。

 

そこで、需要者側にたった△△という施策を考え、月一回のミーティングで提案し、施策を実行することとなりました。

 

しかし、私は責任感から施策実行を完璧行いたいと考えてしまい、その結果、施策の進捗もかなり遅れてしまうばかりか、他の業務に支障をきたしてしまいました。

 

そこで私は、他のアルバイトの人を巻き込み、施策のブラッシュアップと通常業務の両立を図りました。

 

1ヶ月間行ったところ、〇〇の商品の売り上げが20倍になり、店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

資産運用の営業の場合

資産運用の営業は、お客さんをいたわったり、長く付き合うことが求められます

それはビジネスモデルからして明らかでしょう。

 

あと、金融業界の営業ということで絶対に嘘をつかない、後ろめたいことも正直に話すとかも求められます。

金融業界は信用第一で動いてますから、嘘をつく人間には向きません。

人間は正直な人を信用するのです。

 

今回は、お客様に丁寧な対応をする、嘘をつかないという2点からエピソードを作っていきます。

 

資産運用の場合

ドラッグストアでのバイトを始めて3ヶ月経ち〇〇の需要はありそうなのに売れていないことに気づきました。そこで月一回のミーティングで△△という施策を提案し、自分が施策を実行することとなりました。

 

しかし、私は責任感から施策実行を完璧行いたいと考えてしまい、その結果、施策の進捗もかなり遅れてしまうばかりか、他の業務に支障をきたしてしまいました。

 

そこで私は、他のアルバイトの人を巻き込み、施策のブラッシュアップと通常業務の両立を図りました。

 

施策を行う中で、お客様から今までの宣伝文句と違うけどどういうことか!と言われました。

 

今までの宣伝方法とは変更したこと、今までの宣伝にも現在の宣伝にも嘘偽りが無いことを正直にお伝えしたところ、お客様にご納得いただき、対応が丁寧だったということで、〇〇の商品のリピーターになっていただきました。

 

1ヶ月間行ったところ、〇〇の商品の売り上げが20倍になり、店舗の売り上げを5%アップさせることに成功しました。

 

 

例をだしていきましたが、こんな感じでES作ってる人がいるんだなあ、ということを知っていただければと思います。

 

やることは、リサーチして、汎用型エピソードに「業界や職種で求められる人材」を組み入れて、特化型エピソードを完成させるということですね。

 

エピソードは削るもの

特化型のエピソードを考えました。

おそらくしっかり考えると、1つのエピソードで3000文字くらいになると思います。

 

この3000文字から、ESだったら指定された文字数にしていきます。

面接だったら、400~600文字くらいが妥当だと思います。

 

 

削るのです。

 

エピソードは削るものなのです。

 

 

 

ESで文字数が足りない、何を加えよう?と考えている時点で、それはエピソードとして完成していません。

 

 

削ることで、蛇足のない大事なエッセンスがだけ抽出されたエピソードとなります。

 

抽出する優先度は、①三つのポイント→②業界や職種から求められる人材、となります。

 

 

削ったところも、もちろん必要です。

面接で突っ込まれる可能性が高いところになるからです。

 

面接で突っ込まれても、想定内(ニヤリ)ということで、自分が企業から求められている人材であることをアピールしつつ冷静に答えることができます。

 

 

面接でツッコまれても、自分が企業から求められている人材であることをアピールできる状態にする

 

↓そのためには

 

裏設定をしっかりする

 

↓そのためには

 

3000文字くらいのエピソードが必要

 

↓そのためには

 

業界や職種、企業から求められる人材であることを組み入れた特化型エピソードをつくる必要がある

 

まとめ

通過率UPポイント3つ
・数字を入れる
・困難な出来事を入れる
・人を巻き込んで解決した内容を入れる

 

今回はエピソードの完成度を高めてESや面接の選考突破率をアップするポイント3つのことについてと、

業界や職種別にエピソードをカスタマイズさせて、さらに選考突破率をアップさせていくという話でした。

 

ぜひ、参考にしていただければと思います!

 

シュシュ

Twitterでは就活について思っていることを呟いたり、NewsPicksでは就活にまつわる記事について投稿しています!

是非是非フォローしてくれると嬉しいです!

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください