シュシュ
シュシュ
(@syusyukatsu00)です!
最近中の人はインスタグラムやyoutubeばかりで、テキストを打つのが超久しぶりです。
そんな感じで学生時代最後もコンテンツ制作にどっぷり使ってるわけですが、
同期たちが次々と物件を決めたということで、いよいよ入社に向けて引っ越さないとなという感じになりました。
今も一人暮らしではありますがやはり会社からは遠いので、電車一本で行けるかつ駅近に住みたいと思い、引越しを決意しました。
今回は、物件選びでシュシュが何を考えたか?というのを備忘録的に書いていきます。
物件選びの判断軸
“判断軸”というと、
やだ〜就活っぽい
と思われるかもしれませんが、物件選びにも判断軸があると、だいぶ思考が整理され物件を選択しやすくなると思います。
まあ、これはシュシュが考えたわけではなく、不動産を教えてもらってる人の受け売りなんですけどね
就活垢のオフ会で喋っているので知っている人もいますが、シュシュは少し前から安い不動産まがいみたいなことをやろうとしています。
そこで色々教えてもらっている不動産のお師匠様に、「まず物件選びには判断軸を持て!」と言われました。
しかし、具体的にどのような判断軸があるかというと、お師匠さま曰く3つの要素があるとのことです。
それは「家賃の低さ」「立地の良さ」「設備の良さ」でした。
お師匠様は続けます。
「しかし、この判断軸には大きな問題がある」
「それは『不動産のトリレンマ』だ!」
ということを教えてもらいました。
トリレンマというのは、ジレンマの3つバージョンで、3つの条件のうち必ず2つしか満たすことができないという意味です(たぶん)
詳しく知りたい人は「国際金融のトリレンマ」とかで調べてみてください
家を考える時に必須な3要素は「家賃、立地、設備の良さ」であり、『不動産のトリレンマ』とは「予算制約がきびしければ厳しいほど、家賃の低さ、立地の良さ、設備の良さの全てを満たすことはできない」という意味です。
難しく聞こえるかもしれませんが、
家賃が低くて、設備が良い物件だと、だいたい立地は最悪
家賃が低くて、立地が良いと、だいたい設備は最悪
立地が良くて設備が良いと、だいたい家賃は高い
という当たり前のことを言っているだけです。
だから新社会人のような予算が少ない場合、家賃、立地、設備の良さのどれか2つ(1つ)を優先し、あとは妥協をする必要がでてくることが多いです。
シュシュの場合は、今の家が遠いから移りたいと言っている通り「立地」が最優先でした。
そして、ある程度、セキュリティや水回りの充実をさせたくて「設備」も優先させたいとこでした。
そうなると当然「家賃」が高くなってしまいますが、多少他の人より高くなっても「立地」と「設備」を充実させたかったので、「家賃」は妥協することにしました。
もちろん「家賃」を優先にしていないとはいえ、そんな月40,50万も出したいとは思わないですし、一緒に入社する同期たちを参考にして8-15万円くらいで探していました。
こういう判断軸は人によって様々ですし、家は寝に帰るだけだから「立地」と「家賃」を優先するという人も、もちろん多いと思います。
まあ、こんな感じで。判断軸を決めました。
駅の周辺をぶらつく
いきなり不動産屋にはいかず、駅周辺をぶらぶらしました。
不動産のお師匠様曰く、立地が大事なら周辺に欲しい設備があるかを直接、目で確認した方が良い、と言っていました。
たしかに、GoogleMap上では、「スーパーあるな」と思っても実際はかなり小さかったりと、思いも寄らないこともあると思います。
そういったことを防ぐために、実際に自分の目で確かめるということですね。
自分の場合は、職場まで電車1本で20分以内でいける10駅くらいに降りて、自分が欲しい施設があるかどうかあるか確認しました。
具体的にシュシュの場合は、「スーパー」「セブンイレブン」「クリーニング」「コインランドリー」「ジム」が駅から徒歩1.2分のところにあるかどうかでした。
欲しい施設がある以外にも、駅周辺の雰囲気も確認しました。
改めて面白いなと思いますが、電車で1分くらい次の駅に行っただけで、めちゃくちゃ雰囲気変わるんですよね
高層ビルがめっちゃある、次の駅になると途端に住宅街、そして次の駅になると商店街が広がり、次の駅に行くとでっかい駅ビル中心のオフィス街になっていたりします。
そうした雰囲気のなかで、自分なりに住みやすいところを選択しました。
不動産屋で物件を探す
駅の候補3つに絞り、そこから不動産屋に行きました。
立地を駅から徒歩1,2分、
設備の条件を「風呂トイレ別」「独立洗面台」「ガスコンロ2つ」「浴室乾燥機」「オートロック」「オーナーが近くに住んでいる」「宅配ポスト」で探してもらいました。
「立地」優先なので、駅から徒歩1,2分は欠かせません。
それに今の家の水回りは最悪で、風呂、トイレ、洗面所が全て一箇所にあるので、水回りのランクアップをはかりました。
また、雨などで困ることもあり「浴室乾燥」も欲しいと思っていました。余談ですが洗濯については、他にも自分の家と駅の近くに「クリーニング屋」と「コインランドリー」必須と、結構厳しめに考えていました。
セキュリティも必要と感じ、「オートロック」
例えば鍵をなくした時などに困るため、「オーナーが近くに住んでいる」
家にいないことが多いので「宅配ポスト」
とそれぞれ欲しいな、と考えました。
結果的に、3つの不動産屋で50箇所くらい書類をみて、10箇所内覧した結果、「宅配ポスト」以外の条件がみあった物件があったのでそこに決めました。
家賃は新卒の普通の人よりは高いかもしれませんが、自分的にはかなり安いところに落ち着いたなという感じになりました。
親と相談したこと
不動産物件には、連帯保証人が必要です。
ほとんどの人は両親の収入が高い方の人を連帯保証人につけると思うので、そこは親と相談することが多いでしょう。
連帯保証人が必要と言いましたが、保証会社をつけることもできるそうです。
みてた物件のなかで、家賃月8万で、連帯保証人をつけず保証会社に委託すると敷金・礼金ゼロ円で初期費用5万円、毎年契約更新料1万円というのがありました。
10年以内に引っ越すのであれば、そういう条件のほうがお得なのかもしれませんが、それが良いのか悪いのか自分には判断はつきませんでした。
2、3個なかなか納得しづらい物件をだした上で「いや〜、お客さんだけに特別におすすめなの、見せちゃおっかなあ」という感じで出してきた物件がその敷金礼金ゼロ円物件だったので、(あっ、売りに来てる、なにくそ騙されんぞ!)と思い選択肢から外しました。
きっと不動産屋にとっては色々お得だったのでしょう(なかなか売れないだけかもしれません)
まあ、ほとんどの人は連帯保証人をつけるのですが、そこで印鑑や印鑑証明書も必要になってくるとのことで、それも保証人の人に頼まなければいけませんね
この時期のオーナー(大家)は結構強気
不動産屋はただの仲介業者(管理業)なので、物件自体はオーナー(大家)が持っています。
だから入居できるかどうかもオーナーさんに決定権があります。
(不動産屋でも審査はありますけどね)
そこで、オーナーさんに「3月に引っ越す」という旨を伝えたところ、「ええ、3月はやだ〜〜」と渋ったそうです。
(連絡は不動産屋さんがやっているので、シュシュは又聞きでした)
たしかにオーナーさんの立場にたつと、契約を1月にしたのに3月まで家賃収入が発生しないということになりますから嫌でしょう
それにこの1月の時期は、大量に学生、新社会人がお客さんとしてくるので、「1月の後半から支払います!」という人も現れる可能性があります。
お客が多いとなると、オーナーさんも強気です。
しかし、こちらも1月中は学校があるので今の家がいいですし2月は1日も日本にいないので、3月からの支払いじゃないとこちらは本当にただの損になってしまいます。
そこで不動産屋さんに無理を言って交渉してもらいましたが、オーナーはしぶりました。
なめられてるなあと思いましたが、とりあえず書類審査を終え、契約締結寸前のところで止めました。
契約寸前になると、どうやら物件は他の人には紹介されないので、誰も後ろの列には並んでいません。
そうなると、このまま交渉が長引いた末シュシュが物件を断りそのまま誰も人が入らなくなるというシナリオが見えてきたので、大家さんも少し聞く耳を持つようになりました。
しかし、それでもオーナーは強気でいたので、もういいだろうと1週間分だけ譲歩したところ、契約設立になりました。
(つまり1週間分を日割りで払うということですね)
妥協してたら1月からの支払いになり20万円くらい損をすることになったので、ちょっとこちらも駆け引きをしてしまった感じです。
とりあえず欲しい物件があれば審査の書類だけ書いて、お金の振込と契約書さえ払わなければ、いつでもキャンセルできますし(法的にも大丈夫と不動産屋さんがいってました)、
他の人にも物件が取られる心配はありません。
もし、日にちの交渉やその他の条件でのオーナーとの交渉がある場合は、もしかしたらシュシュと同じような駆け引き手段を用いると有効かもしれません。。。
が、シュシュも詳しくないので、間違っているかもしれません。
不動産を選ぶ上で気をつけたこと
一番避けたい物件選びって、「こういう家に住みたい!」と思って不動産屋に言ったのに、
諸々の事情や考えがまとまってなくて、気づいたら最初住みたいと思っていた物件よりだいぶグレードダウンしちゃうことだと思います。
それを防ぐためにこれら4つは必要だと感じました。
・判断軸や優先事項を決めること
・事前に候補の駅周辺を実際にみて回る
・複数の不動産屋を訪ねる
・できるだけ条件を幅広くしてたくさんの物件を紹介してもらう
まあ全部、不動産を教えてもらっている人からの受け売りなんですけどね
それでもこの4つをするだけで、だいぶ満足度が上がった結果に終われました。
面倒かもしれませんが、やっぱ大事なんじゃないかな、と思います。
まとめ
もっと不動産交渉術がうまい人に話しを聞いてからリサーチしても良かったかもしれませんが、とりあえずおおむね満足できる物件を選ぶことができました。
わかってくださる方がどのくらいいるかわからないですが、物件を決めて、ニトリやIKEA、ロフトや無印などで、家具や雑貨をニヤニヤ選んでいるのが本当に楽しいです。
どういう配置にするか、今から妄想しまくりですね
ま、そんな感じで入社に向けての物件探しの体験談でした!
コメントを残す