外資系だっていいところばかりじゃない
今回のKIKAKUは外資系の闇を暴こう!!!です!!
外資系のインターンで、会社説明を聞いたり、懇親会で社員さんの話を聞いたりすると、全てが輝いているように見えて、クラクラしちゃいます
ブランド力、年収が高い、やりがい、裁量がある、成長。。。学生の好きな言葉がバンバン出てくるからです!!
もうすぐにでも就職したくなっちゃって、脳みそに何も詰まってない私は、スライディング土下座で内定をお願いしそうになります
そんなふわふわしていた私ですが、外資系のインターンが終わって一週間にさしかかろうとした今!目が覚めました!!
というより外資系に惹かれすぎて反動がきました!!
絶対負の面があるだろうと。。
首切りや残業時間多い以外にもきっとたくさんの負の側面があるだろうと。。
そこで外資系の負の面を暴こうと調べていたら、『外資系金融マンのリストラ日記』という本を見つけました!!
この本を読んで、たくさんの面白い(?)外資系の負の面を知ることができましたので、みなさんにもご紹介です!!
(ひどい出だしだ・・・)_| ̄|○
本の紹介
筆者は、外資系金融機関に転職し数社で、営業、マーケティングの仕事を行っていましたが、リーマンショックのあおりを受けリストラされたみたいです
そんな筆者が、外資系金融マンの日常は悲惨な現実がいっぱいあるよ〜ってことを描いてくださってのがこの『外資系金融マンのリストラ日記』
すごく読みやすいのでオススメです
Amazon価格はなんと1円!!
・・・
ってことで、この本で面白かった外資系の現実を4つ程あげます!!
日本人はただの現地スタッフ!?
日本にある外資系の会社は所詮支社。
という訳で、欧米にある本社から派遣された人が必然的に日本人スタッフより圧倒的に権力も給料もあるみたいです。
まず、給料からです
家、子供教育、定期的に本国に帰る費用の補助、場合によっては車。これらの優遇を受けている人々を通常「エキスパット」という言い方をします。(中略)これらの費用を全て換算した人件費は多分日本で採用されたスタッフの3倍はかかると思われます
『外資系金融マンのリストラ日記』P57
日本人スタッフの3倍の待遇だとか!!差がありすぎでは?
商社も派遣される先で用意される住宅は給料の何倍もするとか言うし、同じ感じなんでしょうね・・
力関係については以下です
この力関係の差はとても難しいものがあります。相手は本社から寄越された人なので、下手に逆らうと大変なことになります。(中略)この人間関係を勘違いすると外資系では生きていけません
『外資系金融マンのリストラ日記』P59
外国人スタッフに何か指示されたら、「イエッサー」と必ず従わなければならない、そんな世界みたいです
上司にも反論したりできる風通しの良さがあるのが外資系のいいとことろと聞いたのですが・・
本社派遣のエキスパットの場合には別なのでしょうか・・
出世すればするほど忙しくなる!?
日系の会社は、先に役員クラスが帰り、部長が帰り、課長・・最後に若手という感じで、若手の仕事量が圧倒的に多いし偉い人より早く帰れないです。
むしろ偉くなれば、早く帰れる!!
これが外資系では逆になります。むしろ若手の方が早く帰れるのです
いっぽう外資系、まず担当者で用事のある人がパラパラと帰っていきます。その後、若手も席を去って、個室の部長クラスがみんな残業真っ最中、中には、ロンドン、ニューヨークと会議を始める人も現れます。
『外資系金融マンのリストラ日記』P56
偉くなればなるほど忙しいのが外資系みたいです。これは責任への考え方の違いで生じるそうです
そういえば外銀リサーチの方が、「部下が帰宅してからが本番」という名言を放っていましたね
日系よりやっかいな外資お局マダムの存在!?
外資系は女性にめちゃくちゃ甘いみたいです
相当厳しい外資系でも管理職クラスを除いて、めったなことでは女性はクビにはなりません
『外資系金融マンのリストラ日記』P114
女性に甘いなら、内定欲し・・(自重)
え〜と、つまりこの女性に甘い環境が、「外資お局マダム」を生み出すみたいです
この「お局マダム」は、遅刻は余裕、しかも客からのクレームを放置したり、海外からの出張者の予定を忘れてしまうなど強烈な仕事の出来なさみたいです。
しかしこのお局マダムを日本人社員が非難しようとすると・・・
たいてい外国人の上司に甘え声でチクります
『外資系金融マンのリストラ日記』P110
ひえ〜、これも本社からきた外国人(エキスパット)のお気に入りだからできるみたいです
ときには労働組合の委員長、ときには外国人の最もよき理解者かつ手下として縦横無尽に社内を仕切る、恐ろしい「女帝」となっていきました
『外資系金融マンのリストラ日記』P110
・女性に甘い
・外国人社員が力を持っている
こんな環境の外資系だからこそ、「お局マダム」が現れるのですね
日系のお局より厄介そう・・
保身に走る語学馬鹿の存在
外資系の人はみんな英語喋れそうですが、実際インターン行くと、英語苦手なんだろうなあって社員はちょくちょくいましたね(実際に喋ってるのをみて感じました)
そんな中で仕事では大した成果を出していないのに、英語ができるというだけで、運よく出世していく「語学馬鹿」がいるみたいです
(私的には、英語ができるってだけでも羨ましいんですけどね・・・。)
この「語学馬鹿」が出世するだけでも憎らしいのに、彼らは保身に走りやすく、下手すれば部下や同僚を売ることもあるとか。。
海外本社の連中の日本に対する情報網はたかが知れています。部下を血祭りにあげたり、同僚を食い物にして生き残ってきた「語学馬鹿」が発信する情報が唯一の情報源になってしまい、いくつもの悲劇を呼び起こしています。
『外資系金融マンのリストラ日記』P122
「語学馬鹿」のせいでクビになるのは勘弁ですね
終わりに
外資系の華やかな部分が注目されがちですが、今回はあえて闇(?)の部分も触れてみました。
まあ、出版物なので多少の誇張があったり、リーマンショック後で今とは状況が違ってたり、部門によっても違ったり、会社によっても違ったりすると思うので参考までに・・・
こういう負の面を読んで志望度下がるってことは全然なくて、むしろ上がりますね
働くイメージが湧きます!!
ってことで、今回は外資系の負の面を知って、むしろ志望度をあげようという企画でした〜(なんか違う)
今回ご紹介した『外資系金融マンのリストラ日記』にはまだまだ面白い現実がたくさん載っています!!
Amazonで1円で売ってるのでぜひぜひ笑
コメントを残す