戦略・総合系コンサル内定までの道を全公開

私のクズみたいな内定辞退の体験記と気をつけたこと

内定辞退2社目

本社に呼ばれました

 

時は1社目を辞退した次の日です。

 

最初から誤算でした。

1社目と同じように人事がいない時間を狙って12:45に電話したら、なんと人事のTさんがいたのです。

 

なんでいるねん、お昼食べててよ〜

 

というわけで、「あの〜まことに申し上げにくいんですけど〜」と用意していた内定辞退の文章を死んだ目で読み上げました。

 

人事T「とりあえず、本社の方に来てもらっていいですか、◯月◯日の◯時で1時間空いてますか?」

 

 

ほ、本社?
え、1時間?

 

シュシュ「あ、はい」

 

 

本社に呼ばれたことと1時間という時間に頭が大混乱して、素直に人事のTさんに従うしかない状態になっていました。

 

「喋りでは人に負けない!」と宣言した次の日に大敗北を決したわけです。

 

本社に呼ばれるとは。。。
これはパワハラを覚悟するしかないのか。。。

 

も〜怖くて怖くて、足が震えます。

コーヒーをかけられるのか、ラーメンをかけられるのか

「〇〇社 内定辞退」と検索して、検索結果10ページくらいみたり、人事のTさんのFacebookを見て「同窓会楽しかった〜」みたいな投稿を(こっちは楽しくないんだよなあ)とガン見しながら、震えていました。

 

しかし私もこんなところで負けるわけにはいきません。

3000円の録画・録音機能がついた隠しカメラ付きメガネをアマゾンで購入しました。

 

これでパワハラにあっても、証拠としてyoutubeにあげることができます。

このメガネと、臭いものをかけられたようの着替えを持って、当日本社に向かいました。

 

受付で要件を伝えると、3分くらいで人事のTさんがでてきました。

 

人事のT「あれ、君メガネしてたっけ?」

 

私の最大の誤算はメガネを普段つけていないところにありました

 

やられました

 

わたしバカ過ぎでしょ〜〜〜〜

 

「あ、伊達なんです、伊達で〜、ハハ..」
と、小心者の私はメガネをすぐにバックに回収してしまいました。

もうこれでパワハラされても証拠を提出できません。

 

そんなことをして、20人くらいの席がある大会議室に招き入れられました。

「囲まれたか。。。」と人事のTさんと一対一なのに、精神的には本能寺の織田信長の気分でした。

 

こわいなあ

と素直に思っていました。

 

人事T「今回のことは残念です」

なんか自分が犯罪を犯してしまったような気分です。

 

人事T「今も気持ちは変わりない?」

そのセリフ、大学1年生の時に、恋人にフラれて1週間後にLINEしたメッセージと同じです。

 

私はそのまま、内定を辞退したいことを端的に伝えました。

 

ビビり過ぎてて前回みたいに5分も演説できませんでした

 

電話だったら演説できるんですけど、

これだからリアルは嫌いなんですよね(オタク並)

 

人事T「分かった。これから頑張って」
と、硬い握手をしてくださいました。

 

1時間と言われてましたが、5分くらいで解放してくれました。

 

パワハラもされなかったし、良い会社だなあ、とはあんまり思わず
怖いことなくて良かった!と爆速スキップで会社から逃げるように最寄り駅へ向かいました。

 

2社目の内定辞退体験記は終わりです!

 

と、ここまで自分本位なスタンスと内定辞退体験を語ったわけですが、
そんな私でも円滑に内定辞退できるようにと事前にタネを蒔いていました。

「内定を持っているけど、内定辞退たぶんするだろうなあ」という人にとっては参考になるかもしれない、内定辞退の際に気をつけたことをお伝えします。

内定辞退の際に気をつけたこと

サプライズを作らない

これは外資就活の「僕の赤裸々「内定辞退」体験記【18卒就活生が語る(3)】」の記事を参考にしました。

 

サプライズとは、企業の人事の人にとって「え?内定辞退するの?」と思わせてしまうことです

サプライズを作らないとは、企業の人事に「この人は内定辞退してしまうかもなあ」と頭の隅に置かせることです。

 

内定を獲得した後に、何回か食事に行く機会があると思います。

そういう時に、
「実は自分はこういう風な人生プランを考えていて、正直就活中も院進(大学院へ行くこと)や起業を考えていました」
というようなことを伝えていました。

そして加えて

「まだ実はキャリアについて悩んでるんです。」(真剣な顔)
「でもこういう話って、寺生まれ。。じゃなかった人事のTさんにしか話ができなくて。。。」(すがる顔)

と、頼っている体で相手の気持ちをなるべく害さず、なおかつ「就職しないかもしれんからな」と暗に伝えてました。

 

「この子は内定辞退をするかもしれない」と人事の人に思わせておけば、円滑に内定辞退ができると考えて、事前にタネを蒔いていたってことですね。

 

というわけで、実際に内定辞退をスムーズ(?)に行うことができました。
少なくとも人事の人と気まずくならず、ニコニコ笑顔でバイバイすることができました。

 

サプライズを作らない

 

これは内定辞退において結構有効だと思います。

 

内定を取った後、食事等の機会に「実はキャリアについてまだ迷っている(A社とB社で迷っている)」とこっそり伝えるのはありだと思います。

私みたいに、「大学院や起業を考えている」と言えば、「B社に比べて御社が下」ということをストレートに言わなくて済むのでオススメです〜

いや、人事と食事いく機会なんかね〜よって人に向けて

大量採用のところに行く人は、確かに人事と食事の機会はなさそうです。
でも、人事の人って気になることあればなんでも言って、って表向きに言ってるわけで、キャリアについて相談をメールでするのは何の問題もないと思いますけどね

あとは、内定者SNSとかで、ほのめかすのはありかもですね〜

「内定者SNSを使って内定辞退する人としない人を見きわめよう」って、会社も営業かけられてそれに乗っかてるわけですから、内定者SNSでほのめかせばサプライズでは無いですよね

メール?内定者SNS?そんなサプライズを作らないとか面倒くさい

たしかに

サプライズを作らないのは確かに面倒な作業というか、気を使う事柄なので嫌な人も多そうです。

 

だったら無理してすることもないです。

人事も内定辞退に慣れていると思いますし、内定辞退したくなかったら、普通に内定辞退すれば良いと思います
法律違反でもないですしね。

今回は内定辞退の心理的障壁を下げること、と人事と無駄に衝突せずに内定辞退できる方法をお伝えする意味で、サプライズを作らないという方法を紹介しました。

内定辞退を伝えているときに伝えること

内定辞退をする際に理由を言うか言わないかはどっちでも良いと思います。

どうせ聞かれるので

 

内定辞退について聞かれたときは、しっかりと自分の今までの考えや経験を含めた背景を説明するようにしていました。

唐突に、こっちの業界が良くなった、あっちの企業のほうに内定とれた〜、とか言われるとさすがに向こうも気分を害します。

 

「こういう経験をしてきて、こういう考えを持ってて、その上で御社を志望したわけですが、

こういう経験により、こういう考えになって、〇〇という進路をとるようにしました。」

 

と伝えるのが個人的にはすっきり伝えられるかな、と思いました!

 

もし内定辞退について、とっかかりがない人は参考にしてみてください!

内定辞退についてまとめ

というわけで、個人的な内定辞退体験記内定辞退にあたって気をつけたことをお伝えしました。

 

内定辞退って、いろいろな噂を聞きますよね
コーヒーをかけられるとか、研修代を返納させるとか

だから変な印象を持つかと思いますけど、周りの話を聞いている感じだと、9割9分の会社は普通に内定辞退の理由だけ聞いて、これからも頑張ってね〜、で終わります。

 

人事も内定辞退には慣れていますし、きっと大丈夫です!

 

というわけで、最近質問箱やDMでお問い合わせが多く、(あと昨日リクエストをもらったので)、内定辞退をする方を後押しする記事を書きました!

 

ま、私もまだ内定辞退していない会社が残ってるんですけどね、いやあ、内定辞退するの怖い怖い

内定辞退する人!一緒にがんばろ〜

 

この記事が面白かった人はこちらもどうぞ!

集団面接で記憶に残ったスーパーマン達をご紹介しよう

1 Comment

ももも

シュシュさん
すごく勉強になりました~!
早速の記事ありがとうございますm(__)m
私もなるべく気分を害さないようにかつできるればメールで笑
お伝えします。
これからも記事楽しみにしてます!

現在コメントは受け付けておりません。