総合商社の中でも三菱商事は、就活生に圧倒的人気No1です。
そんな三菱商事に関心を持ったシュシュは、バイトOBという関係もあって、結構仲良くしている三菱商事の方に、総合商社についてのお話をたくさん聞いてきちゃいました!!
このインタビューを元にして、三菱商事社員が語るシリーズ を全部で7回連載しています!
02 : 【ES対策】志望動機にいかせ!総合商社はこんな人が欲しい
03 : 【GD対策】総合商社のGDで勝ち抜く大事な考え方とは?
04: 【面接対策】こう答えたら勝てる!!総合商社の面接の秘訣!!←イマココ
05 :三菱商事社員が語る!!総合商社のケース面接で気をつけることまとめ
4回目の今回は、総合商社の面接の秘訣についてインタビューしていきます!
お話を聞いた商事さん(仮称)は、三菱商事新卒3年目、ミドルオフィスで働いている方です

商事さん(イメージ)
・ESの徹底的な見直し
・なぜ総合商社なのかを言えるようにする
・なぜ御社なのかを言えるようにする
・【インターン選考の場合】インターンで学びたいことについて
面接の基本を大事に
商事さん「総合商社の面接は結構オーソドックス。
外銀みたいな計算問題やらせるとかないしね。
だから特殊なことよりも基本を抑えることが大事」
シュシュ「面接の基本ってなんですか?」
商事さん「面接の基本は、よくある質問にしっかりと答えを用意することだね。
・学生時代に頑張ったこと
・自分の強みと弱み
この問いに対して、結論ファーストで1分以内に簡潔に喋れるようにすること。」
シュシュ「基本的な質問にちゃんと答えられないと、それだけで落とされちゃいますよね」
商事さん「あと、社会人としてのマナーも面接の基本。
御社と貴社の違いといった言葉の認識から、ビルの時点でコートを脱ぐといった行動の面まで全て」
シュシュ「細かいところ一つ一つがしっかりとこなせる人が、商社マンになれるんですね」
ESの徹底的な見直し
商事さん「ESは徹底的に見直して、
ESに関して深掘りされてもちゃんと答えられるようにすることがまず大事
次に大事なのはESの内容についてしっかりと記憶すること。
一字一句記憶するんじゃなくて、内容を記憶するってことね。
ESについて質問されるかされないかは、会社によって違うとは思うんだけど、
それ以外の質疑応答でもESとの整合性はチェックされるからね」
シュシュ「ESとの整合性ですか。。。
たくさんの人と面接するし、1人1人のESに対してちゃんと記憶している人がいるとは思えないんですけど。。。」
商事さん「そんなことはない、商社の優秀な人はマジでバケモノ。
この前あった話なんだけど、30ページくらいの資料を作って上司に見せに行ったの。
正直、3箇所くらい突っ込まれたくないなあってとこあったんだよ。
そして上司に見せたら、1分くらいで30ページもの資料をさらって見て、突っ込まれたくない3箇所に付箋を貼られて、「ここどうなってるかちゃんと説明して」っていうことがあったの。
ESの設問10問の答えを頭の中に入れて、面接中に矛盾がないか判断するくらい、造作もないと思うよ」
シュシュ「バケモノじゃないですか」
商事さん「もちろん採用に関わる中で全員が優秀な人とは言えないけどね、
まとめると、大事なことは、
・ESについての深掘り質問をちゃんと答えられるようにすること
・ESの内容をしっかりと記憶してESと矛盾が無いようにすることだよ」
なぜ総合商社なのかを言えるようにする
商事さん「どこの商社でも必ず聞かれると思うけど、
“なぜ自分は商社に関心があるのか”というところの理詰め、
商社特有の面接ではここが大事
まず、このなぜ総合商社なのかという志望動機を作ることで一番大切なことが、ビジネスモデルの理解
総合商社のビジネスモデルを理解してないと一歩も進めないよ
そしてビジネスモデルを理解した上で、総合商社は所詮マージン屋であることを認識しないといけない
シュシュ「マージン屋・・・」
商事さん「だから、どの業界や業種でも専業のプロにはかなわない、エネルギー開発をしたいというのであれば資源会社に行けば良いし、服を作りたければメーカーに行けばいい。」
シュシュ「専業ではできないことを探さないといけないわけですね。」
商事さん「専業でできないこととして、色々なビジネスに関わりたいというのがあると思うけど、それを言うと、じゃあなんでコンサルだとダメなの?と質問される」
シュシュ「ん〜なるほど、難しいですね」
商事さん「結論から言うと、総合商社の強みと絡めると志望動機は作りやすいと思う
説明会でよく言われる総合商社ならではの強みが「世界中にネットワークを持っているから、組織・人・モノ・カネを繋いで新しいことができる」ってこと
これをうまく組み込んでいくことが良いのかもね
「自分は〇〇に興味があり、なぜなら〇〇だから。
これを可能にするには〇〇業界ではなく、総合商社でないとダメ」
「自分の人生の目標は〇〇であり、これを達成するためには総合商社じゃないとダメだ」
って具合にね」
シュシュ「総合商社の強みとうまく絡めることが大事なんですね」
商事さん「もう一個気をつけたいのがちゃんと自分の頭で考えることが大事」
シュシュ「自分の体験からの裏付けとかが必要になりそうですね」
商事さん「自分の言葉で捻り出さないと、ただのミーハー就活生と同じになっちゃうからね」
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ESでの志望動機についてはこちらを確認!!

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商事さん「いろいろ喋ったけど、
総合商社のビジネスモデルをしっかりと理解していることが根底にあるからこそ、志望動機が考えられるからね
ビジネスモデルの理解無しに志望動機は考えられないよ」
シュシュ「特に総合商社のビジネスモデルは理解しにくいですもんね」
商事さん「ちゃんと勉強したい人のは下の本がオススメ」
シュシュ「商事さんはこの本が好きなんですね」
商事さん「就活生が総合商社について勉強するのに、これ以上の情報源はないからね」
なぜ御社なのかを言えるようにする
商事さん「なぜ御社か、これに悩む就活生はたくさんいると思う」
シュシュ「総合商社とか関係なく、どこの業界でも“なぜこの会社か”というのは難しい問題ですよね」
商事さん「シュシュの場合は、どうしているの?」
シュシュ「自分の場合はUnistyleやOne Careerの業界分析の記事を参考にしていますね
あとはビズリーチ・キャンパスとかでOB訪問しています。

現実問題だと、OB訪問とか説明会は行ききれないですし、なんだかんだで情報収集はネットに頼りがちになってしまいますね」
商事さん「まあね、本当は生の声が一番だから、説明会やOB訪問に行くべきだよね。
もちろん時間にも限りがあるから、ネットに頼らなければいけないこともあるかもしれない
ネットでの情報収集に関しては、企業ホームページの社長メッセージも参考になると思うよ」
シュシュ「社長メッセージですか?」
商事さん「就活生以上に他社との違いを意識しているのは社長だからね
社長メッセージは同業界の他社との差別化を意識しているんだ。
だから他社との差別化について知りたかったら社長メッセージを見比べてみるのが結構ためになったりするよ」
シュシュ「なるほど〜、その発想はなかったです。
総合商社だけではなく、どこの業界でも社長メッセージで会社の差別化を見つける方法は使えそうです」
【インターン選考の場合】インターンで学びたいことについて
シュシュ「インターン面接の場合で、特に気をつける必要があることはありますか?」
商事さん「なぜインターンに参加したいのか?という質問の用意をしっかりすること。
もし直接質問で聞かれなくても、逆質問の場面で
「〇〇が学びたくてインターン参加を希望したのですが、私の認識で間違いないでしょうか?」
という感じにね
インターンに参加したいアピール大事」
まとめ
・ESの徹底的な見直し
・なぜ総合商社なのかを言えるようにする
・なぜ御社なのかを言えるようにする
・【インターン選考の場合】インターンで学びたいことについて
今回の面接の話は、総合商社だけではなく、他の業界対策にも活かせる内容でしたね。
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05 : 三菱商事社員が語る!!総合商社のケース面接で気をつけることまとめ
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