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30代で家が建ち、40代で墓が建つ!? キーエンスを大解剖してみたよ

話題のキーエンス!!

どうしてこんなに話題になっているんだろう?


Twitter上で、誰かがキーエンスについての話題を出すとリプライが飛ばされたり、キーエンスのイベントが開催されると何やらTLが賑やかになっていました。

 

正直シュシュはキーエンスについては、全く関心を払っていませんでした。

 

でも、みんなが話題にするので、キーエンスが気になって調べてみちゃいました!!

 

今回はキーエンスの人気について迫ります!!

 

年収は噂通り、めちゃくちゃ高い

 

早速ですが! 平均年収は1861万円!

 

Vokersを平均して〜とかじゃなくて、有価証券報告書から持ってきた数字です!

 

正真正銘1861万円!!

 

株式会社KEYENCE有価証券報告書第48期より抜粋

 

 

平均年収1861万円!!(何回目だww)

 

平均年齢36.1歳って考えると、30代で家が建つのはホントみたいですね

 

平均勤続年数12.4年から、激務</strong >は、「あっ察し」というところですね

平均総合年収= 平均年収 × 平均勤続年収 1861万 × 12.4 = 2億3076万

 

35歳くらいまでに、大卒の平均生涯賃金を稼げちゃうんですね

 

ちなみに参考にさせていただいたブログによると、新卒4年目で1000万超えるとのこと

 

すごい。。。

参考名誉社畜ブログ キーエンス元社員によるキーエンスの秘密①

 

キーエンスって何をしているの?

キーエンスが何をしているかってことなんですけど、主にセンサーや計測機器を作っているみたいです。

いわゆるメーカー

工場の生産工程を自動化するFA(ファクトリーオートメーション)という分野でめちゃくちゃ強いみたいです。

ちなみにFAは結構流行りで、どんどん成長していく業界とのこと

ファナックとか三菱電機とかやってますよね

 

キーエンスの他社にはない強み!!

ファブレス経営と呼ばれる在庫を持たないキーエンス、でもそれだけじゃない、他社にはないキーエンスの強みがありました!

 

強み1 新商品の約7割が「世界初」もしくは「業界初」

キーエンス採用ページの[開発コンセプト]によると、製品の7割が世界初・業界初とのこと

完全に他社との差別化が図られています

参考キーエンス採用 開発コンセプト

 

強み2 コンサル型の営業

キーエンスの営業はコンサル型で、顧客の話を聞いて、工場を見学して、データを収集して、顧客のニーズを汲み取っているとのこと。

その汲み取ったニーズで、商品開発を行っているんです!

大半のメーカーは、市場のニーズを掴んで大量生産大量販売ですけど、キーエンスは一人一人の顧客が本当に求めているものを開発している。

真似できそうで、できない、キーエンスの強みですね

 

キーエンスの営業利益率が半端じゃない!!

で、そんな他社にはない強みを持っているキーエンスは営業利益率が53%!!

KEYENCE 連結経営指標より抜粋

 

なんと!メーカーだと10%くらいあれば良いと言われる営業利益率が50%を超えている!!

 

ってか営業利益率がめちゃくちゃ高いIT企業のGoogle先生やリンゴも40%行かないのに・・・

 

他社にない強みを持って、しかも営業利益率もかなり良い、これは企業にとっては百点満点に近いですよね

 

 

働く人にとってはどうなんだろ?もしかしてブラック???

 

働く人にとって

 

Vokersの評価を見ると4.12とかなり高いですね(特に待遇面の満足度20代成長環境

ブラックではないみたいですね

Vokersより

 

残業時間は約70時間激務が垣間見えますね

ちなみにVokersで残業時間が80時間超えているところが792社あることを考えると、まだキーエンスはマシなのかもしれないですね(????)

 

社風は、徹底的合理主義!

合理主義を貫く会社キーエンス

しかも外資系なんか目じゃないほどの合理主義!

 

これを体現するかのような怖い概念が、“時間チャージ”と呼ばれるもの

 

社員はそれぞれ明確に『クラス』が設定されています。

それにより基本給などが決まります。

そしてそのクラスごとに、1時間あたりに生み出さないといけない付加価値を金額で定義されています。

これはプロジェクトや勉強会の開催、資料作成など、様々な判断基準に使われます。

使う時間と得られる付加価値を算出し、時間チャージ以上の金額にならなければ採用されることはありません。

名誉社畜ブログ キーエンス元社員によるキーエンスの秘密①より

 

 

簡単に例を出すと、

あなたはAランクの人なので、給料2000万あげます。その代わり1時間あたりに20万の価値を生み出してください

ってことが常に求められているってことですね

 

会議を用意するときも、

「それって誰が何時間やるの?ってことは合計で〇〇万円ってことだよね、それに匹敵する価値がその会議にはあるんだよね?」

と考えているみたいです

 

 

キーエンス基本新卒採用のみとのことですが、確かにこの環境や考え方は中途からじゃ入りにくいですよね

 

営業について

営業は、分単位で客先到着時間や面談終了時間について報告することが求められるみたいです

嘘をつけると思っても、そうはさせないエンス

ETCの履歴や携帯の履歴の照合、または客先に対して抜き打ち調査が行われて、嘘をついていないか確認される。。。(バレたら当たり前のように降格)

きびしー

 

営業マニュアルと毎回の勉強会で、商品について徹底的にロジックが頭に叩き込まれて営業前・後に営業のロールプレイングをするとか!

きびしー

 

 

ところで面白い話があるんですけど、キーエンスの営業では接待しないみたいです

 

なんか営業って聞くと、とりあえず接待して、ご機嫌をとるとかそんなイメージがあるのですが、キーエンスは違うみたいです。

 

それもそのはず、キーエンスは商品が他社との差別化が図られているので、接待する必要がない

 

商社とか広告代理店とか商品がたいして他の会社と変わらない会社は、接待が必要になってしまうのですが、キーエンスは強みで商品が他社とは違うって言ってましたもんね

 

接待はしたくないが営業をしたい人にとってはキーエンス天職ですね

 

終わりに

激務・高給のキーエンスについて調べてみました

 

時間チャージの考え方とか社員を徹底的に管理しているとか、非常に特殊な会社文化で、驚きが隠せません

 

でも、そんな環境だからこそ成長できて、しかも高給

 

就活生に人気になるはずです!!

 

圧倒的成長環境が欲しいけどベンチャーは……、とか思ってた人は、高給かつ成長環境あるキーエンスは良いかもしれませんね

くれぐれも40代で墓は建てないように~笑

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